大学編入体験記 京都工芸繊維大学 #after
京都工芸繊維大学に編入して2ヶ月がたった。
入学してからも色々あったので、ここに記しておこうと思う。
ちなみに自分の編入したデザイン経営工学課程は今年からなくなったので参考になる人が少ないかもしれない。
単位互換について
一般教養は一括認定(卒業に必要な単位を一括で貰える)
単位互換作業のおもな内容は専門科目
自分は工学の単位は沢山持っているが、デザインと経営の単位がない
しかし実験や卒業研究の単位は中身が不明確なためさまざまな内容に置き換えることが出来た。いわゆるジョーカー
自分は1回や2回生の専門科目を中心に単位変換を行った。しかし当然取りきれないので3回生のうちは2回生の科目を受講することになった。どこの大学でも編入はこんな感じだと思う。
今はデザインと経営の単位を中心に受講している。
ちなみに単位互換の上限は大体80単位ぐらいらしい (高専からの編入であれば大体100単位ぐらいは集まるらしい)
また、自分の課程以外の科目も単位互換可能なので
高専での選択科目も出来るだけ取得しておくと良いと思う。ちなみに高専の1,2年生の科目は単位互換しにくい。
学校生活について
授業は高専時代と変わらす、座学になると真面目に受ける人は少なく内職時間や睡眠時間にしている人が多い。(もちろん熱心に受けるひともいる)
演習系は色んな意味で寝れない(ソロワークでも)
工学系を除くとデザインも経営も大した授業は無いのが2ヶ月受講した正直な感想だ。
しかし、自分自身のデザインや経営に関する意欲が非常に高まった印象を受けた。
なので、そういった知識などを自分で収集しにいく癖がついたし、全体的な意欲も増している。(国立大学はやはり学生の意志が最も重要だと思う)
そういえば高専でも授業で学んだことよりもロボコンから学んだことの方がはるかに大きく、自分の今の技術の根底を支えている重要事項である事を再確認した。
学問は結局、学生の意欲で成り立っており、大学もそれを学ぶための環境でしかない。
人間関係
自分の課程の編入生は2人しかいなかったので、編入生コミュニティーというのはあまりなかったが、自分の課程のみでの編入生のコミュニティーが存在し、同回生ではないが人脈ができた。
また、2回生の授業でグループワークが多かったため2回生のコミュニティーに入りやすかった。どのコミュニティーにもスーパーコネクターなるものが存在しているのでそこから人脈が広がった。
何が言いたいかというと編入生だから人脈ができにくいわけではない!
結局は自身のコミュニケーション能力に依存するのだ!
今後について
つまり院進するかということだが、今のところは決めていない。しかし、夏休みは暇なので、どこかのインターンシップには参加しようと思っている。編入生の先輩からは院進も就活も両方やったらいいとアドバイスをもらった。
特に高専からの編入生は高専時代の経験も就活でアピールできるので、その点ではある意味有利らしい。
京都工芸繊維大学について
単科大学なのであまり規模的には大きくないが、大学らしい施設や24h解放されている施設もあり、なかなか活発な雰囲気があった。
国立なので施設はボロボロな所が多い
1番気に入ったのは「Kyoto design lab」である。この施設は3dプリンタを始めとする多くの工作機械が常備されており、創作活動をする学生が自由に使えるように開放されている。
いわゆるfab labのようなものづくりファクトリーである。しかし教授がいうには日本にあるファクトリーの中では最大規模らしく、常勤の技術アドバイザーもいてとても対応が手厚い。
そろそろ一般の編入試験の時期ですね
編入生のみなさん頑張ってください!
試験が迫ってきて緊張する毎日だと思いますが、自分は編入後の生活を思い浮かべてモチベーションを保っていました。
編入生には編入生の良さがあります!自信を持って頑張ってください!^_^
4コメント
2018.08.04 10:05
2018.07.26 02:21
2018.07.12 17:07