大学編入体験記 #3
今回は時系列にそって、私の約3ヶ月の葛藤を書いていく
6月上旬
第一志望の山梨大学
学校の中間試験と同時期なため、非常に忙しかった。
受験者は自分を含めて6名だったので倍率は2倍から3倍ぐらいだろうか?
学力試験は例年と比べると、大きな差はないが電子回路も問題傾向がガラリと変わった。
なんとか解いたがあれが正解だったかわ分からない。
面接試験では志望理由、卒検内容、大学院進学について 聞かれた
思っていた以上に卒検についてた聞かれたが受験勉強をしていて研究はやっていなかったので、そこまで明確な回答は出せなかった。
山梨大学結果発表
山梨受験の1週間後 インターネットで結果が発表された。
不合格
6名中3名合格だった。
第一志望だったのでかなりショックだった。学力試験は満足していたが残念だ
6月中旬
長岡受験
長岡はとにかく遠い
学力試験
国語 英語はそこそこできた、手応え良かった。
しかし、数学でやらかす。行列の固有値が求められなかった。
導いた答えは間違っていることはわかるが、どこで間違えているの分からなかった。
盛大に大門1つを落として絶望的だった。
専門もそこそこできたが、わからないものもいくつかあり、全体的に壊滅状態
翌日の面接試験では大したことは聞かれなかったが、成績で6がついた科目について深く追求されてメンタルを持ってかれた。やはり技科大は高専での成績を重視しているようだ。
6月下旬
和歌山大学受験
学力試験
数学は非常によく解けた 満点の自信がある
行列問題 微分方程式 テイラー展開など 大学レベルの基礎的な問題が出題された。
時間もあるので落ち着いて解けば問題ない。
物理は振り子の運動方程式 電磁気で円筒状の電界を求める問題 音の問題
どれもそこまで難しくないが、音に関しては自身がなかった。
面接試験
どうでもいい話だが、面接試験の控え室で他の受験生が面接で喋る内容が書かれていそうなカンペを見て熱心に練習をしていたので、こんな奴らに負けたくないなぁと思った。
試験では志望理由 卒業研究 進学 などについて聞かれた
また、他校の受験状況についても聞かれた。
この時点で一通り受験が終了した。
7月上旬
和歌山大学結果発表
不合格
そこそこ自信があ ったのでかなりショックだった。
物理で音問題が足を引っ張ったのかもしれない。
滑り止めを除いた2つの大学とも不合格だったので、非常にまずい状況だったため 副担任に進路相談をもう一度してもらった。
といっても残された選択肢は限られたが、京都工芸繊維大学と千葉工業大学を進められた。
ここまでくると、志望理由なんてものはなく ある意味必死であった。
京都工芸繊維大学は受験が8月下旬でまだ間に合う
千葉工業大学はさらに遅く11月に受験だった。
とりあえず願書を取り寄せて、京都工芸繊維大学の一番倍率の低い学科(デザイン経営工学科)に願書を出した。
7月中旬
長岡技術科学大学合格発表
不合格
学力試験も面接試験も、手応えがなく ある意味予想通りであった。
見事に三連敗し、メンタルボロボロ
就職を真面目に考え始めるが、時期の遅さとメリットの少なさに却下(大学編入を考えている人も一度真剣に就職について考えて見るべきだと思う)
7月下旬
高専の期末テスト
この時期に進学勢も進学先が確定していく。
自分だけ決まらないので辛い
8月
夏休みだが、基本的に受験勉強
数学を中心に過去問を分析
8月下旬
京都工芸繊維大学 受験
数学の専門もそこそこの出来栄え
面接では卒業研究についてはあまり聞かれず、大学卒業後の進路について詳しく聞かれた。
また、学科のコース選択ついて問われたが、確定した返事はできなかった。
全体的な手応えはあまりなかったが、面接では自分の意思を伝え切れたように感じる。
9月上旬
京都工芸繊維大学 合格発表
合格
やっと内定をもらえた就活生ってこんな気分かなぁと思った。
この後、色々と進学先を巡って葛藤があるのだが、今回は関係ないので割愛する。(聞きたい人は連絡ください)
結局は 国立大学や2年後の進路や京都という立地を加味して進学先を京都工芸繊維大学に確定した。
受験勉強を本格的にスタートした12月から考えると約9ヶ月間の長い闘いであったが、最終的には、とりあえず進路を確約できて良かったと思う。
次回は編入について 気をつけておきたいことややっておくと良いことについて
0コメント