激安!3Dプリンター購入 #3
テストプリント編
前回までで、組み立てが完了したので今回はテストプリントをしていく。
ひとまず、ペンケースをプリントして行こうと思う。
イメージ画像はこんな感じ
まず、プリントする前に ヘッドの高さ調整を行う。
ベッドは4つのバネ付きネジで固定されており、蝶ネジで止められているのでこれを回すことで高さを調整し、ノズルとの距離が全て等しくなるようにする。
しかし、これと言った基準があるわけでは無いので正直難しい。
ノズルとヘッドの間に定規を当ててみたりしたが、かなり感覚的な調整になっている。
ここは改良の余地がありそうだ。
いろいろ試行錯誤しながら、ヘッドの位置調整が完了すると次はノズルの高さ調整をする。
コントローラーでautohomeした時のノズルとヘッドの距離が0.1mmになるように高さ調整をする。
これもまた、ネジを回して微妙に動かして調整しての繰り返しなので、なかなか大変だ。
0.1mmの指標として普通のA4紙を利用した。ギリギリまで近づけて、紙が通るか通らないを探って調整した。
これも正直って微妙である。改良の余地はあるだろう。
それでは初プリント!!
残念ながら途中でワークがヘッドから剥がれてしまい、印刷失敗。
付属のマスキングテープで高さのある印刷は注意が必要だ。
初プリントを終えて、思ったことを述べていく。
1.意外とうるさい。
NCのように切削機が付いているわけではないが、それにしてもうるさい。夜中の造形は避けたい
2.細かい動きをするとメチャクチャ揺れるてネジが緩む
ベルトを固定するネジがかなり緩んでいる。これは精度にかなり影響しそうだ。
3.フィラメントの巻き込み具合
負荷なく取り込めるように工夫する必要あり
4.上の方に行くほど精度が低下する
といったところだろうか。
総評
思っていたよりも精度がよく、工夫すれば満足できる物が作れそうだ。
この価格帯でこれだけの物が作れれば何も文句ない。
今後は改造を加えて環境構築をメインにやっていこうと思う。
0コメント